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理事長 徒然日記(2023.03)

理事長室へようこそ。

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助産師会様から表彰されました。

2023-06-12
「助産師会というところから献金の贈呈って
連絡があったんですが・・・」
不安そうな表情で経理担当から報告があったあの日。

太陽の村では赤ちゃんは支援の対象でないのと、
銀行だのえきねっとだの、実在する企業をかたった
迷惑メールが増えている昨今だったので、警戒モードに。

よくよく調べたら、神奈川県助産師会様が福祉分野の
様々な団体に対して献金の贈呈を行っていました。

相模原やフリースクール部門で、太陽の村を
発掘して頂いて、本当にありがたいです。

という事で、神奈川県助産師会様の総会に
出席して来ました。職業柄、女性が多かったです。
分娩を取りやめる病院も増えていると聞いて、
切なくなりました。

3団体、県内から選ばれており、
代表でスピーチもさせて頂きました。

「目録」なるものを初めて手にしました。
よくテレビで見る、大きな祝儀袋のような、アレです。

終わったあとに、女性の方々から話しかけて頂き、
とても励みになりました。そして、なぜ小学生以上を
支援している太陽の村が選ばれたのか、伺うと、
「相模原市で子ども達に絶対必要な活動をされているから」
と教えて頂きました。

助産師会の方々は、よく気が付くし、
お世話をするのは身についていらっしゃる印象でした。
座る場所や傘(大雨でした)や、色々と声掛けをして頂きました。

フリースクールは、過去に赤字部門のために
とりやめていた時期がありました。
目の前に子どもがいるのだからと復活させて
現在に至ります。この表彰を胸に
新たな気持ちで支援をしていきたいと思います。
ありがとうございました。

ご入学・進級おめでとうございます。

2023-04-07
各地の学校で入学式が始まりました。
ご入学、進級おめでとうございます。

黄色い帽子で通って来ていた
小さな男の子が、あっという間に
大きくなって太陽の村を卒業していく。

このサイクルを何度も経験していますが、
3月、4月は本当に感情が揺さぶられる時期です。

太陽の村の各事業所にも新一年生が
通所開始となっており、また黄色い帽子の
お子さんたちの受け入れが始まりました。

皆さんが大きくなるまで、成長を
ともに見守りたいと思います。

楽しかった卒業旅行

2023-03-22
太陽っ子達を乗せた海賊船
「温泉入ってさー、卓球やりたい」

高校生の言葉から、『卒業遠足in箱根』を
企画して、本当に行って来ました。

海賊船やロープウェイに乗ったり、
強風の中、大涌谷で黒卵を頬張ったり。

あっという間に終盤の「足湯」の時間になりました。
皆仲良く、思い出が作れたと思います。

学齢期は取り戻せないです。
今しか無いです。

フリースクールは「学校の代わりになる」と
うたっている以上、非認知(5教科のように数値化できない)分野で
経験値をあげる支援をしていきたいと思っています。

年頭所感。今年の文字は【援】

2023-01-03
あけましておめでとうございます。

年末になると、清水寺で
「今年の文字」が発表されますが、
太陽の村では、これから一年を目指す
文字を掲げたいと思います。

ここ数年、毎年恒例の初詣では
亀が池八幡宮に参拝しています。
終わったあとに皆で写真を撮ります。

太陽の村の職員は「人助け集団」だと
思っています。児童だけでなく、
保護者の方が困っていたら手を差し伸べる。

支援の「援」という字は、
訓読みで「たすける」と読みますが、
「助」と違うのが、手偏がついているところ。
まさに手を差し伸べて誰かをたすけるという
意味の文字になっています。

昨年は、設立一周年を迎える緑区の
そとあそび二本松がお蔭様で軌道に乗ったり、
旧交を温める機会があったりしましたが、
今年も明るく楽しく仕事が出来る環境で、
「すべての子どもに笑顔を」を実践していきます。

理事長 拝

【紹介】認定NPO法人の会報誌に掲載されました。

2022-12-29
学齢期の子どもたちへの影響「人の顔=上半分?」
私は、福祉施設で働いています。

ここ2、3年で「外に出たらコロナがいる」という恐怖から、電車に乗れなくなったり、家族以外と会いたがらなくなったりした
子どもがいました。人口が少ない地方に引っ越すという事例もありました。

令和になったばかりの時期、大阪の心斎橋の薬局で中国語で「加油(がんばれ)」と
ポップに書いてマスクを販売していて、段ボールで買い求めている彼等を見て、「大変そうだなぁ」とひと事に思っていました。

それからあっという間に日本でもコロナ、コロナと言いだし、今度は自分たちがマスクを
入手するのが困難になり、子ども達に大きな影響を与える臨時休校が始まったのです。

学校や地域のイベントもことごとく中止になりました。子どもの頃の思い出は、その時に
しか作れません。運動会、夏祭り、花火大会、おばあちゃんち、修学旅行。大人になって
振り返って、甘酸っぱい記憶を辿ったり、友人とその話題で盛り上がったりするでしょう
。その年齢・学年でしか出来ない、貴重な経験値を積む機会が奪われてしまいました。

コロナとセットで語られるべきが「マスク着用」です。律儀な国民性で、マスクを着用し
て熱中症で運ばれたというニュースを聞きます。学校でのオンライン授業で相手に「マス
クをしてよ」と発言する児童を見て、もう少し周りの大人が科学的に教える必要性を感じ
ました。

「外で会う人(お友達)=顔の上しか見えない」影響も懸念事項です。年齢が小さいほど
、相手の顔全体を見ながらの表情の観察が必要になります。学齢期にあっても、表情から
相手の感情を読み取るのが苦手な子どもがいます。ここにマスクが加わると、お手上げで
す。

ただ、コロナで救われた子どももいました。
不登校や行き渋りの状態にある子ども達は、学校の授業がある時間帯に在宅している
罪悪感を臨時休校中は感じなくて済みました。学校に欠席の連絡をしなくて済んだのが
精神的にラクだったという保護者の声も聞きました。

また、「分散登校」の期間は、子どもたちは少人数のクラスで過ごす事が出来ました。先
生の目も届きやすいです。この期間は登校しやすかったのか、普段は学校を休みがちな子
どもでも、出席が増えたと保護者から伺いました。

あと5年、10年したら、コロナの時期をどう振り返るでしょう。
コロナより前の日常が子ども達に一日でも早く戻って来る事を願ってやみません。

(会報誌 掲載記事より)



太陽の村のサービス一覧
 
<小学生~中学生>
・フリースクール(不登校支援)
 [対面、オンライン、自宅訪問]
・放課後等デイサービス
・自然体験教室
・野菜の収穫体験
・不登校相談

<高校生>
・通信制高校のレポート補助
(どこの学校でも対応します)
・自然体験教室
 自立支援型放課後デイ

<成人・保護者>
・居場所の提供
(対象:18歳以上で進路不定の方)
・電話相談
・学校面談への参加

<部門>
不登校対応:中央(月~土)
さくら(月~金)
そとあそび(月・火・水・金)
町田(月~金)

放デイ:さくら・横山・そとあそび・中央
土曜開所:中央・横山(月2回)

自然体験教室:全事業所

高校生クラス:中央
特定非営利活動法人 太陽の村
〒252-0239(本部)
神奈川県相模原市中央区
中央2丁目7番9 中央歯科3F
TEL.042-707-0160
FAX.042-707-1641

◆事業内容
<小学生~中学生>
・フリースクール
・放課後等デイサービス
・自然体験教室
・野菜の収穫体験
・不登校 相談

<高校生>
・通信制高校のレポート補助
(どこの学校でも対応します)
・自然体験教室

<成人・保護者>
・居場所の提供
(対象:18歳以上で進路不定の方)
・電話相談
・学校面談への参加
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