理事長室へようこそ。
偉人の言葉:吉田松陰
2022-06-01
最近、車での通勤時間に歴史を扱った
YouTubeを聞いている。
学生時代はテストがあるから武将の名前を
覚えるという、自主性に欠けた姿勢であったが、
今聞くと勉強になるというか人生の指針になって
とても面白い。
今朝聞いた吉田松陰の言葉に鳥肌が立った。
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立志尚特異
俗流與議難
不思身後業
且偸目前安
百年一瞬耳
君子勿素餐
志を立てるためには
人と異なることを恐れてはならない
世俗の意見に惑わされてもいけない
死んだ後の業苦を思いわずらうな
また目前の安楽は一時しのぎと知れ
百年の時は一瞬にすぎない
君たちは どうかいたずらに時を過ごすことのないように
俗流與議難
不思身後業
且偸目前安
百年一瞬耳
君子勿素餐
志を立てるためには
人と異なることを恐れてはならない
世俗の意見に惑わされてもいけない
死んだ後の業苦を思いわずらうな
また目前の安楽は一時しのぎと知れ
百年の時は一瞬にすぎない
君たちは どうかいたずらに時を過ごすことのないように
*****************
吉田松陰が獄死したのは享年29歳。
人生80年時代、色々な経験をして、楽しんで仕事をして、
地域貢献をして、子どもに笑顔を与えて、
死ぬときには、満足して逝けたらと思っています。

太陽の職員への課題
2022-06-01
大きな査定の指標ではないが、
太陽の職員には読書を進めている。
年度末には人事評価の面談をするのだが、
評価シートには今年読んだ本を書いて貰う欄がある。
人によって興味の対象が分かって面白い。
意思をもって取り組まないと本を読む
時間が取りづらいが、読書は自己への投資である。
少しでも良いので、本を読む時間を取るべきである。
本は図書館ではなく書店に行って購入する事をすすめる。
図書館の本には線を引いたり書き込みをしてはいけなからである。
本を読む時間が取りづらい時は、動画のまとめサイトが
時短になる。書籍の紹介をしている動画で、
興味があるものを見つければ、2時間かかるところを
15分程度で書いてある内容が把握できる。
ただ、その動画をまとめて人のフィルターがかかる懸念はある。
電車通勤の職員は本を読む時間を取りやすい。
自己研鑽の時間にするかどうかは自分次第、
通勤時間を有効に使ってもらいたい。

高校生クラス:金融リテラシー
2022-05-19
お金の知識がないがために自己破産になったり
借金を背負ったりする事のないように、
太陽の高校生クラスでは数年前から
金融リテラシーの授業を取り入れています。
今月は「家計管理」でした。
ひとり暮らしをする事を想定して、設定した
手取りから住める家賃などを学習しました。
ご飯=コンビニと思っている生徒もいて
自分でご飯を炊く発想を持ってもらったり、
ペットボトルを買うだけでなく
おかわりが必要であれば水筒も持って行く
話をしました。
太陽の村では、生徒から要望があれば
麦茶を出していますが、働くようになれば
職場での飲料は自分で用意する事になる場合もあります。
高校生と話していると、お風呂で使うものはと
質問してみると「スカルプ-d」などと、
面白い発言があってこちらも楽しいです。
生きていくには必須のお金の知識と教養。
楽しく身に着けていってほしいです。

おひさまサポーターのお返しがしたいです。
2022-05-20
最近、寄付金制度「おひさまサポーター」に
多々、ご寄付を頂いておりまして、
職員一同嬉しく思っている次第です。
直近では、不登校の児童・生徒を受け入れる
フリースクールのためにチラシを作成し、
おひさまサポーターから出させて頂きました。
ありがとうございます。
ご寄付の金額によって、お返しの品を
お送りしています。
企業様からのご寄付では児童が描いた絵を
印刷会社さんに依頼してポスターにした
ものをお届けしています。
5月のご寄付で住所が不明の企業様が
一件あり、絵の送付ができていない状況です。
お心あたりがある企業様がございましたら、
ご一報くださると幸いです。
メール:
office のあとに@
taiyounomura.com

子どもの感性に訴える野外活動
2022-05-06
太陽の村では、毎年GW時期と夏季にキャンプを行っています。
テントに寝る楽しさを味わってほしいものの、
密以外の何ものでもないので、新型コロナが
世間をにぎわせてからは、デイキャンプに切り替えて
日帰りのプログラムを提供しています。
春キャンプは新緑の中、熱中症の心配も
少なく実施できる事から、ぜひ子ども達には
参加してほしい体験活動です。
今年度も宿泊を伴わない形ではありましたが、
春のデイキャンプを実施し、
大勢の児童の参加がありました。
午後からは雨の予報の中の調理と活動でしたが、
「雨も自然の一部」と最初にお話をしてスタートしました。
いざ、小雨が降って来ると、早めにレインコートを
着用する子、あえて雨の中に出て涼しさを求める子、
感性が反応している事を実感できました。
さらに本降りになって来ると、ポンチョや
レインコートを着てわざわざ雨の中で
友達との会話を楽しむ児童の姿もありました。
雨に濡れて、新緑の色が一層濃くなっています。
屋根にあたる雨の音もあたりに響いています。
「いつもと違う環境になりそう」だから、
親や支援者がそれを取り払う、例えば、
熱いものは冷ましてから与える、
枝を持ったら危ないと取り上げる、
子どもの生きる力を育てる事になるでしょうか。
野外活動では、ボタン一つで一定の温度が保てる
調理器具は使いません。マッチで火おこしをして、
一生懸命に風を送ります。自分を守ってくれる
壁もありません。寒さや暑さを感じたら、
衣服で調整をする必要があります。
雨が降れば衣服が濡れる、
濡れてイヤなら雨具を使う。
もはや濡れて良いから
濡れながらテンション高めに遊ぶ。
それも、一人じゃなくて
お友達がいるから出来たりする。
そんな非日常を経験できる自然体験教室になりました。
参加して下さった保護者の方からは、
「ふだん、家では見せない表情が見られた」
また、迎え入れた保護者の方からは、
「いい表情をして帰って来ました」
と嬉しいお言葉を頂きました。
太陽の村の自然体験教室(タック活動)は、
感性に訴える活動を提供していく使命をもって
今後も展開していきます。
