理事長 徒然日記(2023.04)
理事長室へようこそ。
≪年頭所感 2021≫
あけまして、おめでとうございます。
初開所の前夜に流れた「緊急事態宣言の検討」のニュース。とっさに臨時休校はあるのかという懸念が湧きました。人格形成期の子ども達が人と触れ合わずにまた過ごさねばならないのかと気をもんでいましたが、休校にはならないようでした(行政からの指示が無くとも、不安であればご家庭で判断してお子様を休ませて良いと思います)。
いまや、一年を経て新型コロナウィルスは未知のウィルスではなくなり、既往症があったり老年であったりという方が罹かかりやすい事が分かり、「少しは分かった」ウィルスになりました。
昨年のコロナ騒動で学んだ事は、「数字」により論理的に判断する事。
1月4日の報道で「重症者は過去最大」というので、昨年4月のピークの数値と比較してみると、3人しか増えていません。
右肩あがりの「累計」のグラフは「累計」なのですから、減ることはなく、増加の一方です。完治した患者数のグラフは出て来ません。
病床がひっ迫というけれど、県知事がベッド数を答えられないという場面を目撃して、報道はどうにでも作れると再認識しました。
恐怖心だけ煽られるので、一時期はテレビを見ないのも策だと思っていたほどですが、厚生労働省から我々の事業所に届いたのは「開所要請」。要するに、開けて下さいという要請です。さらに、「感染者を出した施設に応援に行けるか」を答えるペーパーも来ました。
正職員が輪番制で出勤し、非常勤職員に休業して貰ってさらに応援は出せない、というか大事な職員を感染先に派遣は出来ません。
顧問社労士の先生にご教授頂きながら、休業した職員には休業補償を支給し、感染対策の備品もあれこれ購入し、やれる事は「継続して毎日やる」ことをモットーに一年無事に過ごして来ました。
今、未知のウィルスは「変異型」です。手指消毒、マスク着用はこれまで通り徹底してあたり、お子様たちを安心して預けて頂ける事業所を運営して参ります。
2021年卯月
「令和2年度 不登校相談会・進路情報説明会」に出席します。
高校生の授業:金融リテラシー
高校生を対象とした社会学科では、「金融リテラシー」を
教えています。
素直な太陽の村の生徒たち。
お金を貸してと言われたり、困っていると言われると
簡単に多額のお金を貸してしまっては将来、困ります。
大人になって知り合い等にお金を貸した相手が
きちんと返してくれれば良いですが、
人からお金を借りておいて相手が
「自己破産」をしてしまえば、そのお金は
回収不能に陥ってしまいます。
世の中には、事前に限度額までお金を借りまくり、
計画的に自己破産をする人もいます。ひどいですね。
その人は「お金を借りたって、次々に自己破産をすれば借りたお金は返さなくても良い」と考えていると思います。
高校生の授業では、破産をした後の「7年間」は、
再度、
そして、破産すると官報で氏名や住所が公告の対象となり、誰でも閲覧する事が出来るようになるのです。
最近話題になりましたが、破産者マップというサイトが有り、地図と共に氏名がネットに出回り、画面の保存が出来るようになっていました。
お金の貸し借りは、その時点で信用できる相手でも相手にしない。
貸したお金は、二度と戻って来ないと思うようにしましょう。
©太陽の村
良質な情報
鍵付き・監視カメラ付きの倉庫を借り始めたのも同じく。