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理事長 徒然日記

すべての子どもに笑顔を。

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放課後デイ・保護者面談

2020-04-14
個別支援計画の作成時期に入って来た。太陽の村の放課後デイサービスは、外遊びを通じてグループワークを行なっているが、体幹を鍛える目的やコミュニケーションをとる練習に適している。
 
室内で輪っかを置いて、ケンケンパをさせる必要があれば、地面に棒でケンケンパの輪っかを描いて、児童に飛ばせれば良い。毎回同じ輪っかを使うより、大きさも変幻自在だ。
体幹を鍛えるには、真っ平らな床よりデコボコした地面を走る方が使う筋肉が違って来る為、効果がある。
 
コミュニケーションをとるには、実態に即している必要があるので、こちらが用意した絵カードよりも目の前の本物のシチュエーションの中で学ぶと、乗り越えた時の体得に差がある。
 
次の支援計画の前のモニタリングは、振り返りをするので、子ども達と過ごした時間を思い出しながら書く。例えばADHDのお子さんで「興味があると、そちらに走って行ってしまう」とかASDのお子さんでは「チクチク言葉が出る」とか書くわけだが、わりと思い出しながら、ふふっとなる事が多い。その場では大変な思いもする訳だが、ほとんどの場合、かわいいなと思って書いている。
 
太陽の面談では事実を伝えるので、それを聞いて、お母様には恥ずかしいとか思わないで頂けたらと思う。コミュニケーションをとる練習に来ているのだし、遠くに行ってもすぐに戻って来られるようにスモールステップを上がれている。一緒に成長の確認と、課題の把握をしていけたら嬉しい。
 
©️NPO法人 太陽の村 

社会貢献・太陽の村の存在

2020-04-13
緊急事態宣言がまだ出ていない3月の週末、新型コロナで人混みに出かけるのも憚られるので、ドライブに出かけた。遠くまで行きすぎて、帰りが深夜になった。
 
交通量が減った暗い道で、ある一枚のCDを数年ぶりにかけてみた。
バイオリンの演奏が収録されているのは分かっていたが、何の曲目なのか忘れていた。
 
シベリウスが流れ、その次はチャイコフスキーのバイオリン協奏曲が流れた。
シベリウスはかつて所属していたアマチュアオーケストラの世田谷フィルハーモニー管弦楽団にいた時に、コンサートの演目として出会った。
思えば大変恵まれた環境のオーケストラで、大型楽器用の倉庫や練習場を区から貸して貰っていた。
指導者も超一流の先生方で、バイオリンのパート練習は元NHK交響楽団の団員の方に教えて貰い、本振り(コンサート本番で指揮する事)では故石丸寛先生、東京藝術大学の故佐藤功太郎先生や現田先生から師事を受けた。
 
バレエ団と共に三大バレエの公演をしたり、オペラの公演も出来た。『夕鶴』のコンサートでは、当時の皇后陛下、美智子様がご覧になりたいとの事で会場にいらっしゃり、皇宮警察のSPや侍従の方と話をした。
美智子様に直前お会いする機会もあったが、本物のオーラに圧倒され、生まれて初めて頭が真っ白になった経験をした。
 
歌詞がある音楽は作詞した側の伝えたい事を考えて、受け止めるのだが、極端にズレた解釈は時に赦されない事がある。
 
クラシック音楽は、歌詞が無いのでどう感じるかで許容範囲がとても広い(何の歌詞も無いのに、時の権力から演奏禁止にされた曲があるが、とてつもない表現力だと思う)。
 
チャイコフスキーの演奏を久々に聴いたが、いつ聴いても感動する。
誰からも話しかけられず、ドライブをしながら狭い空間で聴くバイオリンの演奏は、普段余り経験する事のない脳の作用を引き出してそうだと思った。
 
チョン・キョンファの力強い演奏が終わると、観客の拍手も収録されていた。
オーケストラでは、ソリストへの拍手が終わると挨拶の為に全員が立ち上がるが、1500人からの拍手の音に包まれる瞬間である。
 
CDの拍手を聞いていて、ふと、私たち太陽の村の活動は、これくらいの拍手を頂ける内容なのでは、と思った。不登校のお子さんの為に、何かしてあげたい、発達特性のお子さんには、どうにか放課後の時間を楽しく、また色々な所に連れて行ってあげたい。
自分のお昼の時間を短縮してでも、児童の迎えに出発する職員がいる。
 
開業以来、のべ3万人以上も支援して来た太陽の村に、沢山の拍手が送られていると思いたい。
 
©太陽の村

災害・令和になって色々

2020-04-12
夜中にパソコンで作業をしていて、小さな揺れを感じた。
私は地震が嫌いなので、揺れには敏感である。
 
揺れがどんどん大きくなっていくので、寝ている子どもを抱きかかえてダイニングテーブルまで運んだ。寝ぼけている子どもは、テーブルの外で床に体育座りをしている。ちょっと面白いが、笑っている場合でもなく、起こしてテーブルの下に移動させた。
 
ウェルフェーション中央で、地震雲が出ていた話をしていたが、本当に地震が来た。久しぶりにスマホから揺れの警告音を聞いた。
 
令和になってから、記憶に残るのが台風15号・19号である。神奈川県では、箱根の橋が流されたり、相模川が氾濫寸前までいった。
 
3.11の直後に女性職員が停電に備えておにぎりを作った話を思い出し、先ほどの地震の直後からご飯を炊いている。コロナに地震のコンボだけは本当にやめて貰いたい。
 
明るく楽しい気持ちは、大人の場合は「自分で自分の機嫌をとる」しかない。子ども達には、何か楽しい企画がTaiYouTubeなどでお届け出来ればと思う。
 
©️太陽の村

コロナ・志村けんさんのコント番組

2020-04-11
その昔、私が子どもの頃は、お笑い番組は見てはいけないと言われていた。そもそも、テレビ禁止みたいな家だった。
 
志村けんさんが新型コロナで亡くなった。若かりし頃、銀座でお会いした事があるのと、人柄をしのぶ芸人さん達のコメントを読むうちに、どんなコントをしていたのか気になってYouTubeで見てみた。
 
古き良き昭和といった設定で、何とも田代まさしさんの脇役が光る。利子を取らない借金取りとか、蕎麦屋で汁をかけられて会社に押しかけていく役とか。
 
今のコントは余りよく分からないが、昭和のコントはドラマのように大道具・小道具に相当お金をかけているように見える。オフィスの設定だと、OL役は制服を着ていたり、BARのシーンでは、カウンターにボトルが並んでいたりする。テレビが「マス」メディアの時代では、予算も取れたのであろう。
 
外出自粛もあいまって、志村さんのコントにハマって連続して見るうちに、「そーやって開けるんでねーんでば」など、「ひがすむらやま」的な独特のイントネーションやしゃべり口調が移りそうになっている。でも、また別のコントも見たいのである。
 
ちなみに、銀座で会ったと書くと意味深だが、当時私が出版業界にいた頃の話で、もちろん昼間の出来事である。意外と背が低く、照れ屋さんの印象であった。遅刻がイヤだから早めに行くと、向こうも気を遣って早めに来て、どんどん集合が早くなる、という志村さんの行動は今も時々思い出す。
 
合掌

不登校・そのひと言が与える影響。

2020-04-09
フィリピン人の知人と、たまにビデオ通話で話す事がある。
彼女は明るくて、会話していると楽しい。笑いながら、彼女と話していたら免疫が上がるのでは、と思う。
 
週末に、最近どう?みたいに話していたら、「あなたの声はアレクサの音声に似ている」と言われた。普段から感情を抑えて話す傾向があるので、無機質って事かと考えていたら、彼女は音声サービスのアレクサ的な私の声が好きだと言う。今度、アレクサの音声内容を研究して、彼女の前で再現してみようと楽しみが出来た。
 
実は、自分の声が余り好きでないのだが、先日、大阪在住の内科医の老先生と電話をしていて「あなたの声を聞いて、もう少し頑張ろうと思う」と言われ、何でだろうと疑問が生じたまま、理由を聞けずにいる。
 
自分の声について考えていたら、10数年前になるが、前の会社の研修担当の上司に「あなたの声を聞きたくない」という意味の事を言われたのを急に思い出した。各部署から社員数人が集められて、チームを編成していて、目的達成の為に本来の業務以外で何度か集まった矢先であった。
 
今思えば、会社の人事部にパワハラで訴えても良い発言だが、当時の私はショックを受けて、発言の内容も意味も分からず、しばし茫然としていた。
 
フリースクールには、先生に言われた言葉に傷付いてやって来る生徒がいる。言った側は、はっきり言って、過去のモノとして、忘却しているだろう。
そのひと言が、相手の人生を変えてしまう自覚を待たないといけない職業が教員であり、また、我々フリースクールの職員でもある。
 
フリースクールに来たからこそ、また更に「一般的でない」道を選ぶ生徒がいる。ここで否定されずに背中を後押しする事で幾つもの選択が可能になって行く。
 
結果オーライかもしれないが、彼の受けた傷はもしかしたらいつか思い起こされるかもしれない。
ただ、その時は傷をモノともしない、自分の経験に裏打ちされた自信を持ち、成長した彼がいるに違いない。そう、確信している。
特定非営利活動法人 太陽の村
〒252-0239(本部)
神奈川県相模原市中央区
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TEL.042-707-0160
FAX.042-707-1641
◆事業内容
1.フリースクール
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3.自然体験教室
4.通信制高校 教育連携校
5.サンサン・カフェ(茶話会)
 
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